ジャズ喫茶ベイシー40周年記念 LIVE AT BASIE PROJECT

jam session at BASIE 公開レコーディングライブ

ハンク・ジョーンズ

菅原正二、伊藤八十八両氏が激賞する今話題のクリスタルディスク!その発売に先駆けた、公開レコーディングの誘いに、2009年グラミー Lifetime Achievement Award 受賞に輝く伝説的ジャズピアニスト、ハンク・ジョーンズが応えた!
屈強な臨戦態勢は整った!ライブ×レコーディング!音を巡る本物のスーパーセッション!
世界が息を呑む、目撃者少数限定の真剣勝負を見逃がす手はない。

■出演Hank Jones(ピアノ) David Wong(ベース) Lee Pearson(ドラムス)
Raymond McMorrin(テナー・サックス)
■開催日2009年8月14日(金)・15日(土) 両日ともに 18:00 OPEN / 19:00 START
■会場ジャズ喫茶ベイシー(岩手県一関市地主町7-17 TEL 0191-23-7331)
※付近に市営駐車場あり
■主催:ジャズ喫茶ベイシー
企画:SWIFTY88 後援:めんこいテレビ
協力:ハーマンインターナショナル(株)、メモリーテック(株)
企画協力:めんこいエンタープライズ、GMファクトリー
■入場料12,000円 (税込・フリードリンク)
■発売日2009年7月17日(金)ジャズ喫茶ベイシーまたはネット販売
■お問い合わせジャズ喫茶ベイシー(TEL 0191-23-7331)
ハンク・ジョーンズ Hank Jones (ピアノ)
 今年91歳を迎える鉄人ハンク・ジョーンズは、1918年7月31日ミシシッピ州ヴィックスバークの生まれ(育ったのはミシガン州ポンティアック)。有名なジョーンズ3兄弟の長兄。(弟はトランペット奏者のサド、ドラマーのエルヴィンは末弟)十代の頃から地元で演奏活動を始めた。トミー・フラナガン、バリー・ハリス、サー・ローランド・ハナに代表されるデトロイト派ピアニストの創始者でもある。ホット・リップス・ペイジに認められ、44年にニューヨークに居を移す。コールマン・ホーキンスやビリー・エクスタイン等と共演するかたわら、当時発展しつつあったビバップの要素を吸収してゆく。47年からJATP(Jazz at the Philharmonic)に参加。48年~53年はエラ・フィッツジェラルドの伴奏者を務めたり、チャーリー・パーカーと共演するようになる。50年代になるとベニー・グッドマン、レスター・ヤング、キャノンボール・アダレイ等と共演。59年から17年間はCBSのスタッフ・ミュージシャンとしてラジオやTV番組の音楽に携わりながら、活動を展開。75年に結成したザ・グレイト・ジャズ・トリオをきっかけに再びジャズの第一線へと躍り出て、以降は名脇役から立派な主役を務める作品まで数え切れないほど様々なアルバムに参加している。
 その優雅で流麗な演奏スタイルと、暗記しているスタンダード曲が1,000を超えることから、「ミスター・スタンダード」と尊敬の念を込めて呼ばれている。90年代のパナソニックのCMで、「ヤルモンダ!」とにっこり笑って「What’s New」を演奏していたシーンは記憶に新しい。
 2008年、米国芸術文化の最高栄誉National Medal of Artsを受賞、また2009年、グラミー Lifetime Achievement Award 受賞に輝く。
デイヴィッド・ウォン David Wong (ベース)
 ニューヨークで生まれ育った若干26歳のベーシスト。音楽とアートで有名なラガーディア高校を卒業し、クラシック音楽の名門ジュリアードを2004年に卒業。その後、エリック・リード・トリオやヒース・ブラザースに参加し、現在はロイ・ヘインズのメンバーとして活躍中であるが、その正確なベース・ワークとその人柄から多くのファンを獲得しつつある。ベースのロン・カーターの推挙により、ハンク・ジョーンズのグレイト・ジャズ・トリオの一員に抜擢された。
リー・ピアソン Lee Pearson (ドラムス)
1981年1月4日、メリーランド生まれ。バルチモアのハイスクールから、マンハッタン音楽院を卒業した新進気鋭のドラマー。デューク・エリントン楽団やロイ・エアーズ・バンドの一員としてツアーに参加し、ミュージシャンとしての技量研鑽を重ねる。現在はニューヨークを中心に活躍中である。サックスのケニー・ギャレット・グループに在籍したこともあるが、そのスピード感あふれるシャープなプレイで注目を集めている。
レイモンド・マックモーリン Raymond McMorrin (テナー・サックス)
79年米国コネチカット州生まれ。11歳の時にテナー・サックスを吹き始める。99年にはハートフォード音楽院でアルト・サックスの大物ジャッキー・マクリーンに師事してサックス奏法を学ぶ。ピアノのホレス・シルヴァーやトロンボーンのスティーヴ・デイヴィス等とも共演している期待の新星である。最近ではティファニーのレコーディングにも参加して、その色気のあるサウンドと自由奔放なフレージングで聴く人の心を魅了している。